2007年02月28日

残桜

もうすぐ葉桜です。

今年は暖冬だったけど、
桜の咲き方には影響なかったのでしょうか?

本土はこれからですね。
沖縄にいると、花粉症にやられてる
可哀相なサラリーマンを見ることはほとんどありません。

しかし、本当に大変そうですよ。
去年なんて、電車に乗っていると、2駅の間(5分くらい)ずーっとくしゃみをしている人がいました。
50回くらいしていたんじゃないなかぁ。。。
本人は息もろくにできなくて、可哀相でした。

それを考えると、沖縄は住みやすい場所ですね。
暖かいし、ゆったりしてるし。  

Posted by YM at 15:35Comments(0)TrackBack(0)日記

2007年02月27日

夏に向けて♪



サングラスをゲットです。
ルイ・ヴィトンにて、新作を購入。
最近は日差しもかなり強くなってきました。
もう、夏はすぐそこです。

今年の流行はキラキラ☆ですからね、
フレームの中に、ラメが贅沢に入ってるんです。




横から見えるかな?



横にさりげなく見えるモノグラムがなかなかいい感じで
一目惚れしてしまいました。

買う時、お店の中が照明で暗くて、結構濃いサングラスと思ったのですが、
外にでるとちょうどいい感じで薄くなります。





ルイ・ヴィトンのサングラスは、UVカット率がかなりよく、
こんなに薄くても全然まぶしくないんです。

税込み¥72,000くらいでしたが、付け心地も考えると、かなりイイですよ。
ラインが少ないのが難点ですが・・・。

これから夏です!
楽しみましょう!  

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2007年02月27日

ケータイのデザイン

au design projectの6番目の製品となる
「MEDIA SKIN」がお披露目。




MEDIA SKIN



KDDIのデザインプロジェクト「au design project(デザインプロジェクト)」の第6弾モデルとして登場したのですが、なんと今回のクリエーターは吉岡徳仁さん!!

プロジェクトの始まりは、きっと皆さんもご存じでしょう。
イギリスのデザイナー、マークニューソンのデザイン「talby」で、当時の携帯電話界に新風を巻き起こしていましたね。
そのほかにも前回は深沢直人さんが「INFOBAR」や「neon」を発表するなど、独自のデザイン戦略でプロジェクトを展開していました。





それに加え、その4つがニューヨーク近代美術館のMoMAのコレクションに選定されたというじゃないですか。
すごいですね。




今や、消費人口の7割以上が持っているという携帯電話。
そんな、日常なものが、小さなデザインによって彩られている。
それって、とても素敵なことです。
デザインが日常に溶け込んでいく瞬間、デザインがスタイルになるのです。
ヨーロッパみたいに、デザインが日常の中で使われるようになればいいのに。



余談ですが、「talby」をデザインしたマークニューソン。
私が以前通っていた、世田谷ものづくり学校の「schooling-pad」で、
来日のタイミングに合わせて彼が講師の予定だったのですが・・・。
「学校の前にパーティーがあるんだけど、事故かよっぽどの美女がいない限りは必ず行くよ!!」と言っていたのにも関わらず・・・・、講義の時間が始まっても現れないっ!
みんなで待ちぼうけ~~1時間。

めちゃめちゃ美女がいたんですね、パーティーに。。。
さすが、マークでした。  

Posted by YM at 12:40Comments(0)TrackBack(0)デザインのこと

2007年02月21日

21_21 のテーマは『チョコレート』

21_21 DESIGN SIGHTの、第一回企画展の内容が発表されましたね。
『チョコレート』ですって。
なんと可愛らしいテーマなのでしょうか。


21_21 DESIGN SIGHTとは、
六本木・防衛庁跡地に誕生する“東京ミッドタウン”内に創設されるデザイン施設。
ミュージアムというよりもデザインのためのリサーチセンターであり、デザインについて考える場所であり、ものづくりの現場で、三宅一生×佐藤卓×深沢直人の3人がディレクターを務めます。
3人のディレクターを中心に、様々なテーマについてデザインという視点から考え、新しい世界観を創り出して行こうという試みです。
しかも、施設の建築は安藤忠雄氏。
まさに、現在のデザイン界の大物たる4名のコラボレーション!
すごいですね。
六本木では今、面白い試みがたくさんありますよ。







4月27日から始まる第1回企画展のタイトルの「チョコレート」。
プロダクト・デザイナーの深澤直人さんがディレクションを務め、
チョコレートを題材に、深澤さんと約30組のクリエイターによる作品を70点、出品するそうです。

21_21の動きは、去年からすっごく気になっていたので、
企画展が楽しみです。
誰もが親しみを持っているチョコレート。
そんな存在を、それぞれのクリエイターからの世界観で覆うとどんなものになるのでしょうか。

参加する30組のクリエイターには、フラフィックデザイナーからファッションまで、
とても幅広いのにも興味をひかれます。
デザインと日常の融合はきっと、人々をアッと驚かせる「何か」を見せてくるでしょう。
ものづくりって、これだから面白いのです。









三宅一生氏は、2年ほどまえに佐藤可士和さんとコラボレーションして
夏物を中心にコレクションを発表したはず。
それに加えて、今回はグラフィックの佐藤卓さんと、プロダクトデザイナーの深沢直人さん。
一生さんの、「一枚の布から」という思想と何か関係があるのでしょうか。
物事と物の本質を最重要視してデザインを進める深沢さんと佐藤卓さん。
彼らと一生さんのコラボは、今後の展開を楽しみにしています。
日本のデザイン界が、ますます思想的に、意味を持った進歩を図るかもしれません。
  

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2007年02月19日

朝焼けと夕焼け

最近、沖縄の空がカッコイイ。





























圧倒的に広がる深い青の背景に、
ポツリポツリと浮かぶ、どこか頼もしい雲の群れ。
朝焼けが、いつもの平日であることをもったいなく感じさせてしまうくらいに優雅で、
それでいて背中を押してくれる。

こんな空がある島って、
息をしているだけでも贅沢だと思う。




朝焼けと夕焼け。
きっと、時間を止めて、目隠しをされて
どこかに連れて行かれて急に見比べたとしても、
もしかしたら見分けがつかないんじゃないか!?
そんな不安を隠せないほど、太陽が目線に近づいた時のエネルギーの輝きは素晴らしい。























息を飲む瞬間、
今日の一日の様子が変わる。
朝、空に見送られて
夕方、空に迎えられる。

そんな沖縄の空が、私は一番好き。  

Posted by YM at 22:56Comments(0)TrackBack(0)思うこと。

2007年02月19日

氷チョコ

目黒川沿いにある、美しい和菓子のお店「HIGASHIYA」。
沖縄に帰ってきてしまう前に、一度は行ってみたかったお店なのですが、
タイミング合わずで、行けずじまいになっていました。

伝統の和のお菓子を、モダンに再現し、
デザインの効いたパッケージで展開している
かなりカッコイイ和菓子屋さんです。



先々週、東京にいた時
アートディレクターをしている知人の、独立&事務所開きに行ってきたのですが、
そこで配られたのがこれ。







HIGASHIYAの氷ミントチョコ。
不思議な感じでしょ?

木箱に入った薄い紙をめくると、茶色の四角いチョコが出てきます。
けれど、口にいれたらびっくり!
和菓子の氷菓子というのでしょうか。
水あめで作った和菓子の表面を、薄いチョコレートが包みます。
しかも、中の氷菓子は、ほのかなミント風味。
とても上品な味わいです。


これ一箱、いくらなのかはサッパリ分りませんが、
バレンタインの限定モノ。
今となっては手に入れられないのが残念です。

HIGASHIYAでは、オンラインショップを開いたようですよ。
モダンで美しい和菓子をお探しなら、オススメです。



ちょっとした手土産も、オシャレは大事ですからね。
木箱の一つや、リボンのシックさも、重要なおもてなしの心です。
ここの季節の菓子は、そんなシーンにぴったりなのではないでしょうか。


HIGASHIYA
〒 153-0042
住所 東京都目黒区青葉台1-13-12
TEL 03-5428-0240
営業時間  12:00-翌3:00
定休日 火曜

オンラインショップ:http://higashiya-shop.com/  

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2007年02月19日

バレンタイン・ショコラ

バレンタインデーも過ぎ、ようやく街のほとぼりが 冷めてきましたね。
バレンタイン直前の街は、本当に大変だった・・・。

デパートでは、販売員が声を張り上げているし、人だかりで全く通れない。。。
本当は職人が丹精込めて作った、一つひとつの高級チョコも、
こんな売り方されちゃ、喜ばないのでは!?


恒例のこの日には、私もチョコを買いに行かなくては!
ということで、私のチョコレートゲットの模様です。


まず、心が貧しくなってしまいそうだったので、デパートは避けました。
六本木の「アッシュ」に行こうと思ったのですが、タクシーを降りると長蛇の列。
寒い中、沢山の女性たちがけやき坂まではみ出て、お店に入れるわけも無く並んでいました。
さすが、一年に一度のチョコの祭典は違いますね。

アッシュのチョコレートは本当に美しい。
世界一にも輝いたパティシエ、辻口氏のショコラ専門店。
もしかすると、今日本で一番有名なパティシエでは?
自由が丘のモンサンクレールといえば、彼の代名詞となっていますね。

去年のバレンタインには、ここアッシュで黒トリュフのショコラを買いました。
もちろん、差し上げたので私は食べる機会が無かったのですが・・(悔)。
一粒¥1,000でした。
重厚な箱に入って、幾重にも丁寧に包装されて、まるで宝物のようです。
今年はオランジェにしようと思っていたのですが、この列に並ぶ気力なく・・・。



結局、そのまま六本木ヒルズの中にあるリシャールで、期間限定のハートのチョコレートを買いました。
フランスのショコラマイスター、リシャール氏の最高級ショコラ。
ショコラに繊細な絵が、とてもかわいく描かれているのが素敵です。










今回はバレンタインということもあり、今年のバレンタインセレクションがありました。
小さなハートと、シンプルなラインの模様。
一目惚れしてしまい、2つ購入しました。


宝石箱の中に落ちた、カジュアルな指輪のようなショコラたち。
とてもキュートで、食べるのがもったいないほどです。





一つは彼に。
もひとつは、お世話になった、あの人に~~^^
そっちの方が、本気だったりして。
ウソです。

後で一つ頂いたのですが、
繊細なのは表面だけじゃなかった!
指に乗せるだけでやわらかく溶けてしまいそうなほど。
口の中には、甘い壁を押し切ってまったりと濃厚なショコラが広がります。
リシェルのショコラは温度が命!見た目と食べた時の至福感は、
想像以上でした。




それにしても。
義理チョコという名のムダ遣いが 年々広がる中で、
果たして大切な「食べ物」をこんな風に扱っていいのか?という疑問だけが残ります。


バレンタインデー。
どうせ、甘いものがあまり好きじゃない男性にチョコを買ってあげるのなら、
どうせ、職場でもらった義理チョコを持て余し、家に放置するのなら、
その食べ物を、もっと意味のある人たちに送ってあげればいいのに。と思います。


まぁ、日本という豊かで平和な国だからこそ、
そこに意味のない「義理」が価値をもっているのかもしれませんね。
義理であることが、一番の義理。ですから。  

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2007年02月19日

ZOTTERが日本入り!

友人の勤める、デザイン関連の事務所に少しだけお邪魔してきました。


実は、オーストリアのチョコ「ZOTTR」が、
つい一週間ほど前に日本に入ってきていたのです。。
なんとも!!

このキュートなパッケージと、
あらゆるバリエーションのフレーバー。
かわいいイラストが並び、見ているだけで楽しくなります。



一口、いただきました。^^
シャンパン味のカケラをもらい、口に含むと・・・。
んー、なんともいえない豊かな風味が広がります。
なんとも贅沢なチョコなのでしょう。
美味しいっ!!


芸術的に濃厚な重みと、程よい甘さが広がります。

ちなみにもひとつ。
こちらはパッケージがかわいいでしょ!?
なんとシックな味なのでしょ。
本当に風味豊かでした。


現在は、新宿パークハイアットのデリカ・テッセン
もしくは、代官山でのみ取り扱っているようですが、
まだ個人輸入レベル。
早く出回ればいいのにな~~^^




















その他にも、素敵なチョコレートパッケージを発見!
これはどこのチョコかは聞けなかったのですが、
エンジェルや女性を優美に描いた絵に、
ラメのラインが目を引きます。
(見えるかな??)


かわいい。。。。っ




そのほかのものも外国産なのですが、
チョコがこんなにもかわいく作られているなんて、幸せになりますね。

まるで小さなアートの展覧会のようなチョコレート。
もっと他にも探してみたくなります。  

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2007年02月19日

ポール・ボキューズ ミュゼ

さて、この前新国立美術館のレポを書きましたが
そこのもう一つの楽しみ、リヨンの三ツ星レストランのブラッセリー「ポール・ボキューズ ミュゼ」について。
美術館の大きなロビーからみ上げる、巨大な逆円錐の3階にレストランがあるのです。





そこは、フランスのリヨンでミシュラン・ガイドの三ツ星を40年以上維持する
「レストラン ポール・ボキューズ」のブラッセリー。
これまでリヨンだけで長い歴史を誇ってきたポール・ボキューズが、世界に先駆けて日本に初めて進出し、レストラン「ひらまつ」が運営するレストランです。
あのポール・ボキューズの味が気軽に味わえるとあって、ランチともなるとかなりの待ち時間が出てしまうという人気ぶりです。
今回は、夜行ってきました。



美術館自体は18時半まで。
黒川紀章展を見てあと、建物を出て外から夜の美術館を臨む。
内側から放たれるエネルギーが煌々としていて、
また表情が違って綺麗でした。


その後、7時に予約していたポール・ボキューズへ。
ディナータイムだったのですが、美術館のカフェという位置付けが気軽で、
コースというよりもアラカルトでチョイスしていくスタイルです。



食前酒にシャンパンをオーダーしたので、
それにあわせて、まずはオードブルに牛肉と野菜のゼリー寄せ。
しっかりしていて、口の中で溶けてなくなる。
ん~~。
何種類かの味付けが、口を飽きさせないようになっています。
とても美味しかった。
シャンパンとの相性もかなりよくて、お互いに引き立て合います。


その後、フランスの白ワインをオーダー。
シャンパンとあっさりとした牛肉の後はやっぱり魚。
魚系とリヨンサラダを食べたのですが、どれもしつこくなく、程よく美味しかった。


しかも、その時ちょうどバレンタインフェアみたいなものをやっていて、
ひらまつさんが期間限定で出しているメニューがありました。
(メニューの名前を忘れてしまいましたが。。。)
フォアグラと牛肉を卵ベースでふんわりと包み、
まるごとオーブンで焼いてほっくりさせた上に、トリュフが散りばめられているものでした。
これがまた最高に美味しかったー。

フォアグラが柔らかく、口の中にとろけていきます。
そして、卵のふんわり感と、ソースの濃厚な味わいが、くど過ぎず、引きすぎずといった感じ。
これで一皿5,000円程度だったので、本当にお得でした。



そうそう、パンがついてくるのですが、「Echire」のバターをオーダーできます。
このバターは、英国王室、フランス大統領府、モナコ王室の御用達で、ラ・トゥール・ダルジャン、タイユヴァン、リッツ・カールトンなど多くの三ツ星レストラン、一流ホテルで使用されるフランス産の高級発酵バター。
いいフレンチレストランに行かなきゃ、出会える確立なんてほとんどないのに。
それを気軽にオーダーできてしまうなんて・・・。
しかも、美術館で!!
ステキ♪


と、いうわけで、さっぱりしているのに芳醇なコクが後味についてくる白ワインと、フランスパンとエシレバターの最高セット。
これは間違いなく、夜は長いですね。。。
2人でワイン2本、シャンパンをグラスで各3杯。
お酒に強い二人だったのですが、美味しい食事とお酒に大満足でした。






ポール・ボキューズの伝統の味は、やはりしっかりと食べ応えがあるものでした。
ブラッセリーということでだいぶ気軽にはなっているものの、
サービスと雰囲気と値段の手ごろさのバランスを見ると、
とてもお得なお店ではないでしょうか。
まさに、美術館であることを忘れさせてしまう。そんな存在感のあるレストランでした。






帰りに、静かになった美術館の床をコツコツ歩く。
まるで、暗く証明を落として息を潜めた大きな空間が迫ってくるかのように、
重厚でゆるぎない空気の層が見送ってくれます。
美術と建築と食。
究極の贅沢を味わわせてくれる場所でした。  

Posted by YM at 20:18Comments(0)TrackBack(0)グルメ

2007年02月15日

新国立美術館 ~共生~

1月30日にオープンしたばかりの、新国立美術館。

東京にいた頃、毎日渋谷から青山霊園を通って通勤していたので、
建築中の様子をずっと見守っていたものの、完成後に行くのは初めて。

正面から入ると、いきなりの圧倒的なガラスの建築物。
建築は黒川紀章さんで、
彼の彫刻的な建築スタイルがそのままに、壮大に生かされていました。


実は、黒川さんの建築と聞いて、
行きたくなったのも理由のひとつ。
彼の思想の中から生まれる堂々たる完全体の建造物は、
見るものに美しさのため息をこぼします。

黒川さんは1960年頃からメタボリズムを中心とした
活動をされていて、現在にまでも
都市と建築への研究は繋がっています。
「共生」「メタボリズム」「中間領域」・・・といった、
様々に展開される彼の思想群は、
現在の世界のテーマにもなっているだけに、
改めて真摯に受け入れたいと思いました。



待ち合わせの時間より少し早めに到着

建物の入り口を入ると、
そこには空気がふわっと溜まりこんだような、
安定した巨大空間のロビーが存在していました。
まるで何もかもをそこに広く溜め込んでおいてくれるかのような安心感が
そこにはあるような気がする。
そんな建造物の心臓が突如と現れてくるのです。

どうやらそこは、黒川さんが「中間領域」だとおっしゃっていた場所だそうです。
以前に黒川さんとお話する機会のあった知人によると、そ
こは自然と人工物が共生する中間領域。人々は理解しないかもしれないが・・・。
とおっしゃっていたそうです。





私なりに共生を感じてみる。

ちょうど夕刻。建物を覆うガラスの壁面に、
小さなガラスが水平になってズラッと並ぶ。

そのガラスは、夕方の青山の森に消え行く夕日だけを、
建物の中に通している。

共生のために設けられた空間で、
伸びてくる影のシルエットだけがゆらりと動く。

きっと昼間は、強すぎてあからさまな陽の光を通さずに、
柔らかくなった橙の光だけを届けられる仕組みになっているのだろうか?

それが、自然と人工物との共に生きる空間の演出なのだろうか。

まるで、大事な母の母体に届く、
唯一認められた優しさのレベルの光だけを選別しているかのように。

その建築物に取り付けられたガラスの板は、
とても大事なものを守っているかのようだった。




共生。それは、生命を穏やかにする自然のエネルギーを、
人工物である建築が調節しながら届けてくれる、自然の産物の居場所なのかもしれない。
新国立美術館は、そんな感慨深い建築でした。

ちなみに黒川紀章展開催中です。入場無料ですので、東京にお立ち寄りの際は是非。
彼の思想と、円錐と曲線美の建築の謎が、少しだけ理解できるかもしれません。  

Posted by YM at 13:04Comments(0)TrackBack(0)建築の話題